雨が好き

2021.10.12

 雨を見るのが好きです。

 願わくば縁側があって、そこに紫陽花が咲くような少しばかりの石庭のある、そう広くないお庭のついた家に住みたいです。そして雨の日は和室の電気をつけずにそんなお庭に降る雨を眺めながらのんびりしたいものです。
 旅先で雨が降っても別に構いません。むしろ空気は雨の時の方が強く感じられる成分が多い気がするからです。これは雪でも同様です、多分限度はあります。そういう雪に出逢ったことが無いもので。

 ただ、雨の中を歩くのは本当に嫌いです。まず、傘をさすのが嫌いです。身長がなまじある分、傘をどうさしても足が大いに濡れます。直径が大きな傘でも同様です。鞄が濡れるのも心配です。
 まぁ、鞄については、普段リュックの事が多いので傘で庇えるのですが、そうすると体の前面のガードが甘くなります。結果的に足だけではなく、下手すれば胸の辺りまで濡れてしまう事になります。

 そもそも傘を持ち歩くのが嫌いです。折り畳み傘はなんだか不衛生な気がして嫌いだし、使った後折り畳むのも得意ではないし、長傘もどう扱っていいか分からない。濡れているので取手しか持てないし、絶妙に持ちづらい長さだし。

 便利という謳い文句の折り畳み傘を何本購入したか分かりません。ワンタッチで閉じられる、と言っても最終的な数段階はこちらでやらなければならず、私にとっては何も便利ではない。折り畳むときに骨を折る事に骨を折っていなかったかと言われると、確かに骨を折ってはいたがそこまで苦痛でもなかった。むしろその先、布部分をピシッと綺麗にまとめて丸める段階が最も折り畳み傘のマズい所なのに。
 傘って、文明が散々発展してきているのにも関わらず、基本的な考え方は変わっていないではありませんか。デカい葉っぱを雨除けにしていた頃と何も変わらない。むしろ、デカい葉っぱの方が、水が垂れる方向がある程度決まっている分、便利なのではないかとも思います。

 

 10数年住んだ家から引っ越したのですが、次の部屋はベランダが広め……広めというか深めと言えばよいのか、、で、雨が降っていてもベランダで過ごせそうなのです。それが楽しみで仕方ありません。
 そして次、雨が降ったらそのベランダにケルヒャーをかけるのです。晴れの日にやったら近隣の方に水しぶきが迷惑でしょうから。

 私、オリバーは、全乗りです。
(情勢的に「体調に余程の事が無い限り、ですが」と付けておいた方が良いのでしょうか…?)

 

あまり纏まらない文章となってしまいました。最初のほうで「お庭」というワードを出してしまい、「お」が要らないんじゃないのかと思いつつ「庭」だとなんだかニュアンスがなぁ、、、とか思っていたせいかもしれません。