武蔵ホール第一回反省

2022.1.21

 反省と書くと、いかにも何かやらかしたかの様な印象を与えてしまうかもしれませんが、特にそういう訳ではありません。そういう訳ではないと信じたい。
 先日の武蔵ホール配信コンサートをご覧頂いた皆様、ありがとうございます。この様なご時世にも関わらずホールに駆けつけて下さった方々には何と御礼を申し上げれば良いか。。

 共演した皆様と、進藤組の皆様と、ホール自体に助けられました。……というような月並みな表現しかできない自分が何とももどかしいですが、まさにその通りで、何事も信頼が大事だなと改めて思います。もう任せておけば何とかなると手放しでいられるのは本当に幸せな事です。

 反省と言えば、コンニャクの入ったグラスを何故ピアノの上で撮影しなかったのかという事です。自分で「コンニャクの入ったグラスを」なんて言いにくいセリフを言っているにも関わらず写真を撮るのに夢中で普通にテーブルの上で撮影してしまいました。
 コニャックの言い違えとして「コジャック」「コダック」「コンタック」「パナップ」など色々考えてやはりコンニャクだろうとなり、絵になる玉コンニャク (本当は緑とオレンジと通常のものの三色の玉コンニャクを探していました) を求めて駆けずり回り、また、本当はカクテルグラスが綺麗だろうとこれまた駆けずり回り、結果的にあそこに落ち着いた時点で、私の中には (カメラの扱いにも慣れていないのに) 取り敢えずある程度いい感じに写真を撮るという事しか頭に無くなってしまいました。ごめんなさい。

 この回は全編アーカイブが残っていますので、こちらから (←クリックで飛びます) どうぞ。

 

 次回は2/21の19:30より「森 亮平を聴け!」第一回です。ヴァイオリンに粟津惇さん、チェロに中西哲人さんをお呼びして、私のピアノ三重奏曲第二番を中心にお送り致します。
 このお二人と私、言わば「生きるファントムトリオ」という (共演順はファントムが先です) ことになりましょう。ピットで共演させて頂いた事をきっかけに、ずっとこのお二人に自分の曲を弾いていただけたら素敵だと思っていたのが遂に叶うという非常事態です。

 生観覧をご希望の方はこちら (←相変わらずクリックで飛びます) から。お問い合わせ先は変わっておりません。今回は生で聴いて頂くのも少しお勧めしてみたいと思います。というのもピアノ三重奏曲第二番の規模がかなり大きく、生で聴き終わった後の満足感は割とあるのではないか、と思う訳です。
 もっとも、有観客前提の回が三月に控えておりますので無理は言いませんが!笑

 何はともあれ、どうぞご贔屓に!